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海外で広がるスマホ撮影禁止な結婚式

nodevice 結婚式 時事ネタ

こんにちは、Mappy Photoのたじです!

本日は結婚式の写真撮影で気になる記事を見かけたので、それについて調べてみました!

気になった記事⇒朝日新聞デジタル 結婚式ではスマホ撮影禁止 広がる「デバイスフリー」




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結婚式でスマホ撮影禁止?!

nodevice 結婚式

April B Photography “Don’t Be This Guy. No Pictures During The Ceremony”

「スマホ禁止?えっ?!どういうこと」

と初めびっくりしましたが、調べてみると確かにと納得のいく理由でした。

スマホ撮影禁止の始まりと理由

始まりは、2016年オーストラリアのフォトグラファーThomas StewartさんがFacebookに
結婚式の間、スマホやタブレットで撮影する列席者を批判する”記事を書いたことに遡ります。

ある結婚式で、
「通路を歩いていく新郎を見るのに、新婦が列席者たちのスマホで視界を遮られてしまい一生懸命身体を傾けている写真」
とともにに批判が書かれていたそうです。

”花嫁花婿はスマホ等禁止の結婚式にすべきだ。”
スマホに夢中の列席者たちは本当に出席しているとは言えない。
さらに、スマホやタブレットをみんなが掲げることでフォトグラファーの写真を台無しにしてしまうから。

”列席者たちは花嫁花婿の結婚の大事な証人なのだから、お願いだから、携帯越しでなく、自分の目と心で花嫁花婿のことを見てほしい!”

海外で広まる撮影禁止

始まりはフォトグラファーの発言からでしたが、最近では結婚式を挙げる新郎新婦たちからゲストに撮影禁止を求めることが広まってきています。

実際に、撮影禁止の結婚式を挙げたアメリカの新郎新婦はその理由について、
「出席者に撮影に夢中になるより結婚式というこの場を楽しんでほしかった。自分たち自身も会場を見渡した時に、スマホではなく家族や友達の笑顔を見たかったから。」
と述べていました。

また、このような撮影禁止の結婚式をあげた友達がいてとてもよかったから自分たちも撮影禁止にしようと思ったそうです。

このような撮影禁止の広まりを受け、どのようにそのことを結婚式のゲストたちに伝えるか、その方法が話題を集めています。

Webで「Unplugged Wedding(プラグを抜いた結婚式)」や「Device Free Wedding(電子機器なし結婚式)」と調べてみるとたくさん出てきます。

nodevice 結婚式

Pinterest 「Unplugged Wedding」

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日本では結婚式でスマホ撮影禁止は普及する?

撮影禁止が広まっているのはアメリカなどですが、では日本では普及するのか考えてみました。

私が出席した多くの結婚式はむしろ、出席者に写真を撮ることを促すようなアナウンスが司会の方から流れたりしていました。
日本で「撮影禁止」の結婚式が普及するのはまだまだか、そもそも広まらない可能性もあると思います。

普及しなそうな理由ははっきりしていて、

  • 式場にフォトグラファー・カメラマンが写真・ビデオ合わせて1人か2人、多くて3人しかいない
    (持ち込み禁止や持ち込み料発生など、式場で決められてしまっている)
  • 新郎新婦がフォトグラファーを自ら選んでいない
    (式場カメラマンなので信用していない?)
  • フォトグラファーが撮影した写真が出席者に行き渡ることが少ない
    (出席者も写真が欲しいのにもらえないから自分で撮るしかない)
  • フォトグラファーは1人なので新郎新婦中心にしか撮影できない
    (参加者だけの撮影をしている時間がない)

などがあげられます。

日本の結婚式場で挙げる結婚式を想像すると、以上の理由からフォトグラファーだけに写真を頼ることはできないので、むしろ新郎新婦としても出席者の友達や家族に写真を撮ってもらいたいというのが本音でしょうか。

なので、式場とフォトグラファーの関係がもっと自由化して新郎新婦が自分でフォトグラファーを探すようにならないと「撮影禁止結婚式」が普及することはないように思えます。




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海外で広まるスマホ撮影禁止の結婚式まとめ

いかがでしたでしょうか?

タイトルだけ見るとびっくりするけれど、詳しく読むと納得できる内容でした。

結婚式をあげる新郎新婦はたいがいプロのフォトグラファーを雇っています。

そのフォトグラファーがいい写真を撮ってくれるなら、ゲストである出席者がそもそも新郎新婦の写真を撮る必要なんてないのです。
(むしろフォトグラファーの邪魔になるかも!)

日本の場合少し事情は違うかもしれませんが、一度しかないその瞬間をスマホ越しではなく、しっかりと直接目に焼き付けて、友達や親戚を祝福し、参加した自分もそのときを心から楽しむ、そんな”Device Free Wedding”も現代のスマホ社会には必要かもしれませんね。