子どもが生まれたら、今までそれほど写真を撮らなかった人でも、自然と写真を撮る機会が増えた、
さらには一眼レフを買ったというママ・パパもたくさんお見かけます。
しかし、1~2歳を過ぎたお子様の写真撮影について下記のような悩みを耳にしました。
- 可愛くて写真を撮ったのに何か違う。本人の方が可愛い
- すごくいい顔したのに写真撮るのが間に合わなかった
- 今の可愛い姿を写真に残しておきたい
- 子どもが動き回って写真がぶれる
今回は、誰でもすぐに実践できる基本編です!
一眼レフをお持ちで撮影モードや細かい設定について知りたい方は次回の応用編をご覧下さい。
子どもの写真の上手な撮り方【基本編】~タイミング・場所・声かけ~
赤ちゃんの頃は寝転がっているのが基本体制なので、写真は撮り放題!
(いつも同じような写真になってしまうという悩みもありますので、そちらについてはまた別記事にて詳しく書きます。)
ですが、1~2歳くらいになると、動き回り、自分の意思表示し始めるので写真撮影がどんどん難しくなっていきます。
0.カメラやスマホをすぐ手に取れる位置に置いておく
めっちゃ楽しそうに笑って遊んでいる
⇒ 可愛い 😀
⇒ 写真撮ろう
⇒ カメラ、カメラ
⇒ 戻ってきたら、もう遊んでいなかった
なんてことにならないように、カメラやスマホはすぐ取り出せるところに置き、いつでも写真を撮れる体制になるのが上手な写真を撮る第一歩です!
1.「カメラを見て笑って」を求めない
子どもが言葉を理解するようになると、おしゃべりできるので、ついつい
「カメラ見て笑って~」
「はい、笑って~」
なんて言葉をかけてしまいがちです。
しかし、子どもの性格によっては
- カメラを向けたら真顔になる
- いつも同じポーズをしてしまう
- 作り笑顔っぽくなってしまう
など、いつものキラキラとした表情の写真は撮れなくなってしまいます。
笑顔や楽しんでいるところを撮りたいときは、カメラの存在を意識させずに自然なところを撮りましょう!
2.あらゆる方向から写真を撮る
子どもの写真を撮るときは自然と自分の高さ(親目線)から子どもにカメラを向けて「上から」撮ることが多くなります。
座っているときならカメラと子どもの高さが同じくらいになって正面からになってよいのですが、立っている状態だと身長差があるので上から見下ろす形となり、「背景はいつも地面」なんてことも!
しかし、後ろから、子どもの高さから、下から、肩ごしからと色々なアングルから写真を撮ることで、
- 背景が写りどこで何をしているのかわかる
- 子どもの小ささもわかる
- 光の入り方が変わりふんわりした写真も撮れる
といった効果もあります。
もちろん、親目線の上から撮ることで可愛い上目遣いを収めることもできるので完全に止めてしまう必要はありません!
ただ、意識しないで撮るといつも親目線の高さになってしまいがちなので、頭に色々な方向から撮ると叩き込んでおきましょう!
3.すべての表情の写真を撮る
笑う、喜ぶ、驚く、怒る、泣く、悲しむ・・・
子どものうちは自然にいろいろな表情がころころ変わります。
大人になったら、あからさまに泣いたり怒ったり人前でなかなかしづらいので子どもならでは!
どんな表情も可愛いし、あとで写真を見返したときに
「このとき、『おもちゃ買って~!』って大泣きしたよね。」と懐かしく思い出すことができます。
4.いつも連写する
先ほど、どんな表情も写真に撮ると書きましたが、一瞬で変わってしまう表情を逃さないためにも連写してしまう癖を身につけましょう!
あとで写真整理は大変になりますが、0から生み出すことはできないけれど、5から1にすることはできますね!
5.室内で写真を撮るときは、窓から入ってくる自然光を使う
※光の取り扱い方は写真を意図した通りに撮るために必須の知識なのですが、長くなるので、ここでは軽く触れます。
室内で昼間だったら、窓から差し込む光を有効活用しましょう!
そうすれば、部屋の電気や壁の色が反射して色が変なんてことは減らせますし、窓を通して柔らいだ自然光だとふんわりした写真になります。
ポイントは窓の近くに子どもがいることです!
6.背景を掃除してきれいにする
表情優先で写真を撮るのが一番なのですが、せっかくめちゃくちゃ可愛く撮れたとしても、背景に写っている部屋が散らかって汚かったらどうでしょうか?
写真を見たとき、子どもよりもどうしても背景に目がいってしまいますよね。
子どものおもちゃがたくさん出ていて遊んでいるとかならまだしも、子どもとは関係ないお皿や食べかけのお菓子、出しっぱなしの雑誌、たまったホコリがたくさん写っていたら・・・。
思い出は「うちって汚かったね」になってしまいます。
子どもをアップで撮影して、背景はボカすということもできますが、一瞬の判断・行動での撮影になることを考えると、おそらく掃除しておくことのほうが楽です。
いつ写真を撮っても良いように、できるかぎり部屋は綺麗にしておきましょう!
7.カメラを向けすぎない
子どもはママ・パパが大好きです。
ママ・パパに自分のことを見てほしいのであって、カメラや携帯に見てほしいのではありません。
また、カメラ好きな子どもはカメラが向けられているのを意識すると、ピースしたりカメラポーズをいつも撮ってしまいます。
もちろんポーズを取った写真も可愛いですが、
もっと色々な顔をしていたはずなのにカメラ目線はいつも同じポーズなんてことにも。
写真を撮ることに夢中になりすぎないで、子どもの直接向き合う時間も大切にしてください!
今この時しかない時間を子どもと一緒に楽しみましょう!
子どもの写真の上手な撮り方【基本編】まとめ
今回の記事では、テクニック的なことよりも、今すぐにでも実践できる撮影の仕方や撮影するタイミングなどについてまとめました。
0. カメラやスマホをすぐ手に取れる位置に置いておく
1.「カメラを見て笑って」を求めない
2. あらゆる方向から写真を撮る
3. すべての表情の写真を撮る
4. いつも連射する
5. 室内で写真を撮るときは、窓から入ってくる自然光を使う
6. 背景を掃除してきれいにする
7. カメラを向けすぎない
子どもの写真を撮ると「かけがえのない思い出」を残し、振り返ることができるようになります。
写真に残っている楽しい過去は、この先何があろうと変わらない事実であり、子どもにとってもママ・パパにとっても、大切な記録です。
また、撮った写真を飾れば子どもの自己肯定感を高める効果もあります!
⇒【子育て】「ほめ写」言葉で褒めるだけじゃない!家族写真を飾ると子どもの自信を高める!
ママ・パパが撮影する前提で以上書いてきましたが、最後に、
絶対にママ・パパも一緒に写真に写る撮ることを忘れないでください!
写真は将来のママ・パパのさらにはお子様の思い出となる貴重な宝物です。
後から見たときにお子様だけよりママ・パパ、さらにはおばあちゃん・おじいちゃん・お友達なども写っていたほうが撮影したママ・パパ自身も楽しめます。
何より自分が写っていなかったらやっぱり悲しいじゃないですか 🙁
Mappy Photoではお子様の誕生日写真でも、お子様の写真だけでなく、必ずご家族皆様でも一緒に撮影します。
Mappy Photoのファミリーフォトプランを見てみる