こんにちは!Mappy Photoのたじです!
今日は、先日Facebookで投稿することにした「気持ち写真」について検索していたら、写真と子育ての興味深いプロジェクトを見つけたのでご紹介します。
https://mappyphoto.com/2019/02/28/facebookphotoproject/
写真が子どもの自信を引き出す!「ほめ写」プロジェクト
「ほめ写」プロジェクト発足
「ほめ写」プロジェクトって聞いたことありますか?
たまたま発見したのですが、去年2018年8月28日に発足したプロジェクトで、
- プロジェクトリーダー:教育評論家の親野智等氏
- 客観的・科学的データのエビデンス開発:公立諏訪東京理科大学教授の篠原菊紀氏
- 臨床発達心理士:東京学芸大学総合教育科学系教授の岩立京子氏
が参画されています。
プロジェクトリーダーの親野氏は小学校の教師歴が23年あり、自己肯定感の高いと感じていたお子さんの家には、家庭訪問で訪れた際写真がたくさん飾られていたことから、写真を飾ることと自己肯定感の関係性に気が付いたそうです。
そこから脳科学専門の篠原先生と発達心理学専門の岩立先生の賛同のもと客観的・科学的に調査・研究され「ほめ写」プロジェクトが始動されました。
「ほめ写」とは?効果は?
では、どういったものか見ていきましょう!
「ほめ写」とは、子どもの写真プリントを家に飾り、それを見ながらほめてあげる新しい子育て習慣のこと。
「ほめ写」は、家に子どもの写真や家族の写真をプリントして飾り、目に見えるカタチで、親が子どもの存在意義を認め、愛情を伝えよう、という試みです。これにより、子どもの「自己肯定感」を高めることができます。
自己肯定感とは簡単に言うと、「自分のことを肯定できる気持ち」のことで、詳しくは以下の記事で書きましたので、ご覧ください。
→ 【子育て】自己肯定感とは?高めるといいことある?
また、子どもだけでなく親も写真を飾ることにより
- 子どものかわいさを再認識できる
- 小さい頃が目につくことで子育ての初心に戻れる
- 子育てを頑張ったと自分を肯定できる
といった効果が考えられます。
なぜ「ほめ写」は効果ある?
では、なぜ家に写真を飾ることで、子どもの自己肯定感を高めることができるのでしょうか?
自己肯定感を高めるには、「ほめる」ことが重要だと考えられています。
しかし、実際の生活で毎日毎日子どもをほめるというのは、良いとわかっていても難しいことです。お母さんだってお父さんだって疲れている時やイライラする時もあります。人ですから当然です。
言葉で「ほめる」代わりになるのが「ほめ写」です。
子どもや家族の写真を子どもの目のつくところに飾っておくだけで、言葉でほめられていない時でも、写真を見ることで、ほめられた思い出を思い返すことができます。つまり、言葉でほめられたのと同じように自己肯定感が高めることができるのです。
何かを頑張っている姿の写真は、自分はできる、頑張れるという力を大きくし、
家族写真や笑顔の写真を毎日見て育った子どもは、「家族に大切にされている、愛されている」という気持ちを抱くようになります。
スマホに入った写真だと、見ようとしなければ目に入ることはありませんが、飾られた写真であれば、勝手に目に入ってくるという寸法です。
「ほめ写」の仕方
「ほめ写」はとっても簡単。
1. 撮る
- 子どもが何かを頑張っている(お絵かき・レゴ・走る・スポーツ・お手伝いなど何でも)
- 家族で楽しんでいる
- みんな笑顔
このような写真を撮りましょう!日常の何気ない写真で大丈夫です!
2. 飾る
子ども目線で大きめに飾りましょう!
枚数は10枚以上、お気に入りの写真はA4サイズなど大きくするのがオススメです。
子どもと一緒に飾る写真を選んでも楽しそう!
3. ほめる
写真を見ながら、ほめましょう!
- 「このときは頑張ったね」などと努力や成果をほめる
- 「見ているだけで幸せな気持ちになる」など子どもの存在そのものを肯定してあげられるようにほめる
以上の3ステップで終了です!あとは、自然と写真が目に入るので子どもはほめられたことを自然と思い出します。
「ほめ写」プロジェクトに共感した理由
たまたま見つけたプロジェクトですが、大きく共感しました。
私たちMappy Photoは、写真はぜひプリントして飾ってほしいと考えています。
なので、結婚式や旅行などの枚数がとてつもなく多いとき以外は、飾れる台紙アルバムやパネルスタンドを特にオススメしています!
枚数が多いときは、アルバムもすぐに手に取り写真を見て感じ取れるのでオススメしてます。
なぜかというと、アメリカでのホームステイなどで、写真をたくさん飾っている家をたくさん見てきたからです。
そこから自己肯定感との関係など考えもしませんでしたが。
確かに、アメリカ人の方が自分に自信を持っている人が圧倒的に多いと感じました。 例えば、学校などでも間違っているかどうか心配することなく、みんな自分の意見をはっきり言います。 さらに、間違ったことを言ったとしても周りは否定しません。 日本の学校では、間違うことは恥ずかしいし、正解の自信がない意見は言いにくかったです。
写真を飾っていることだけが要因というわけではないでしょうが、自己肯定感の高さと関係があるのなら納得いきます。
というわけで、写真を飾ることに慣れないうちは少し恥ずかしいかもしれないですが、日常の写真を撮って飾って褒めてみてください!
お客さんがきたときの話のネタにもなるし、いいことたくさん?!
「ほめ写」プロジェクトについて、詳しくは公式ホームページをご覧下さい。
お子さんだけの写真を撮るのはスマホなどで簡単にできますが、家族写真はなかなか上手くいかない?
そんなときは、Mappy Photoのファミリーフォトで、家族みんなで楽しんでいる写真を撮りましょう!